注文住宅は、自分たちの希望に合わせて家を作れることが大きな魅力です。
しかし、自由に決められるからこそ、
「もっとこうすればよかった」
「こんなに使いにくいとは思わなかった」
と、完成後に後悔してしまうケースもあります。
せっかくのマイホームで後悔しないためには、実際によくある失敗を事前に知っておくことが大切です。
この記事では、注文住宅で起こりやすい失敗と、その対策を分かりやすく解説します。
注文住宅で失敗しやすいポイント
注文住宅で後悔しやすいのは、主に次のような部分です。
・予算
・間取り
・収納
・コンセント
・窓
・家事動線
・住宅性能
・外構
・設備
・将来の生活
それぞれ詳しく見ていきましょう。
失敗① 予算オーバー
注文住宅で非常に多いのが、予算オーバーです。
最初は予算内だったのに、
・キッチンのグレードアップ
・浴室の変更
・収納追加
・窓の変更
・外構工事
・照明
・カーテン
などを追加しているうちに、総額が大きくなってしまうことがあります。
対策
最初から予算をすべて使い切るのではなく、ある程度余裕を持たせておきましょう。
また、
「絶対に必要」
「できれば欲しい」
「なくても困らない」
というように、希望する設備を分類しておくと予算調整がしやすくなります。
失敗② 収納が足りない
家が完成してから、
「収納がもっと必要だった」
と後悔するケースもあります。
特に家族が増えると、
・洋服
・おもちゃ
・日用品
・季節用品
・子どもの荷物
などが増えていきます。
対策
現在の荷物だけではなく、将来増える荷物まで考えて収納を計画しましょう。
収納は「広さ」だけではなく、「どこにあるか」も重要です。
使う場所の近くに収納を設けると、片付けやすくなります。
失敗③ コンセントが足りない
コンセントも後悔しやすいポイントです。
家電が増えると、
「ここにもコンセントが欲しかった」
となることがあります。
対策
間取りを決めるときに、
・テレビ
・冷蔵庫
・電子レンジ
・炊飯器
・スマートフォン
・掃除機
・空気清浄機
・加湿器
・パソコン
など、使う家電を書き出してみましょう。
将来使う可能性のある家電も考えておくことが大切です。
失敗④ 家事動線が悪い
注文住宅では、見た目だけではなく家事のしやすさも重要です。
例えば、
「洗濯物を洗う」
↓
「干す」
↓
「取り込む」
↓
「畳む」
↓
「収納する」
という流れが遠いと、毎日の家事が大変になります。
対策
間取りを考えるときは、実際の生活をイメージしましょう。
特に、
・洗濯
・料理
・掃除
・ゴミ出し
などの動線を確認することをおすすめします。
失敗⑤ 窓を付けすぎた
窓が多いと明るく開放的な家にできます。
しかし、
・外から見えやすい
・掃除が大変
・家具を置きにくい
・カーテンが増える
などのデメリットもあります。
対策
「明るくしたいから」という理由だけで窓を増やすのではなく、
「この窓は何のために必要なのか」
を考えましょう。
失敗⑥ 日当たりを考えすぎた
「南向きの大きな窓が欲しい」
と考える人も多いでしょう。
しかし、土地や周辺環境によっては、期待したほど日差しが入らないこともあります。
対策
土地を選ぶ段階から、
・周辺の建物
・道路
・方角
・将来的な周辺環境
などを確認しましょう。
土地と間取りをセットで考えることが重要です。
失敗⑦ 住宅性能を後回しにした
デザインや設備に予算を使いすぎて、
「断熱性能をもっと考えておけばよかった」
となることもあります。
住宅の断熱や気密、耐震などは完成後に大きく変更するのが難しい部分です。
対策
契約前に、
・断熱性能
・UA値
・気密性能
・C値
・耐震等級
・窓の仕様
などを確認しましょう。
失敗⑧ 外構費用を忘れていた
家の建物価格だけを見て予算を組んでしまうと、外構工事で予算オーバーすることがあります。
外構には、
・駐車場
・フェンス
・門柱
・アプローチ
・庭
・物置
などがあります。
対策
家づくりの初期段階から外構費用も予算に入れておきましょう。
失敗⑨ 家具のサイズを考えていなかった
間取り図では広く感じたのに、家具を置くと狭くなってしまうことがあります。
特に、
・ソファ
・ベッド
・ダイニングテーブル
・テレビ台
・冷蔵庫
などはサイズを確認しておきましょう。
対策
間取りを決めるときに、実際に置く家具のサイズを図面に入れて考えるのがおすすめです。
失敗⑩ 将来の生活を考えていなかった
家を建てるときは、現在の生活を基準に考えがちです。
しかし、家は長く住むものです。
子どもが成長したり、家族構成が変わったりすると、必要な部屋や収納も変わります。
対策
「今どう使うか」だけではなく、
「10年後、20年後にどう使うか」
まで考えておきましょう。
注文住宅で後悔しないための方法
注文住宅で後悔を減らすには、次のことを意識しましょう。
1. 優先順位を決める
すべての希望を叶えようとすると、予算オーバーしやすくなります。
家族で、
「絶対に欲しいもの」
を決めておきましょう。
2. 実際の生活をイメージする
図面だけを見るのではなく、
「朝起きてから寝るまで、家の中をどう移動するか」
を考えてみましょう。
3. 将来の生活を考える
子どもの成長や家族構成の変化まで考えて間取りを決めることが重要です。
4. 複数の住宅会社を比較する
住宅会社によって、
・価格
・住宅性能
・標準仕様
・設計
・保証
などが異なります。
複数社を比較することで、自分たちに合った会社を見つけやすくなります。
注文住宅の後悔チェックリスト
□ 予算に余裕がある
□ 収納は足りている
□ コンセントの数は十分
□ 家事動線は使いやすい
□ 窓の位置は適切
□ 外からの視線は問題ない
□ 断熱性能を確認した
□ 耐震性能を確認した
□ 外構費用を考えている
□ 家具のサイズを確認した
□ 将来の生活を考えた
まとめ
注文住宅は自由度が高い一方で、決めることが多いため、完成後に後悔する可能性もあります。
特に、
・予算
・収納
・コンセント
・家事動線
・窓
・住宅性能
・外構
・家具
・将来の生活
などは、契約前からしっかり考えておきましょう。
注文住宅で大切なのは、「理想を全部詰め込むこと」ではありません。
家族にとって本当に必要なものの優先順位を決め、予算とのバランスを取ることです。
完成後に変更するのが難しい部分ほど、家を建てる前に時間をかけて検討しましょう。
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